LEDライトでお手軽ライティング!小型の物からリングライトまで

取材協力
JOHN CHEESEBURGER

LEDライトも随分性能が上がり、そして安くもなりました。常時点灯だから気軽に楽しめる簡単ライティングで写真のスキルアップ間違いなし!

目次
撮影用LEDライトとは
撮影用LEDライトの選び方
撮影用LED照明の効果的な使い方 
実際にLEDライトを使って撮ってみる
おすすめのLEDライト 

撮影用LEDライトとは

LEDとは

bulb
「Light Emitting Diode」 の略で、最近では日本人が青色発光ダイオードでノーベル物理学賞を獲るなど話題にもなりましたが、もとの歴史は古く、1962年に世界初のLED電球として赤色LEDが、1972年に黄色が、それぞれ発明されています。

なぜ色別にかというと、私にもよくわかりません(笑)。要は科学的かつ物理的な仕組みがあるからだそうです。最初電球のカバーに色が塗ってあるだけかと思っていましたが、どうやら違ったみたいです。

ストロボや蛍光管ライトや白熱電球との違い 

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撮影で使う光源にも様々なものがありますが、近年主流となっているのはLED。省電力でしかも高耐久。撮影用光源としては最も扱いが容易で、蛍光灯のように緑っぽく映らないし、「フリッカー」と呼ばれるチカチカしたものも出ないし、白熱電球のようにジャンスカ電力を消費して触ったら火傷するほど熱くならないし、ストロボのように発光しなきゃどう写るかわからない、なんてことが全くない、まさに

「誰もが求めていたライト!」 
luv
人類の光への欲求は火に始まりLEDに行き着いた。 

メリットとデメリット

メリット

merit
  1. きれい
  2. 省電力
  3. 超高寿命
  4. コンパクト
  5. ディライトを発光
  6. 極端に発熱することがないので被写体への影響がほとんどない

デメリット

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  1. 砲弾型LED球はそのままの照射だと粒状の影が出る

重箱の隅をほじくっても、デメリットがこの1つのみとは、おそるべきLEDです。

ディフューザー

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LED光源といえども、そのまんまモノに当てたら硬い光があたります。ただ明るく照らすだけならそのままで良いのですが、"写真を撮るために"となるとやはり「しなやかな光」に変えてあげて、出る影も柔らかくしたいものです。そのためには「ディフューザー」と呼ばれる乳白色のアイテムを光面に被せてあげなければなりません。

ディフューザーはLEDライトに付属品で付いてくるものと、別売りになるものの2種類があります。写真(上)のすりガラスのようなカバーもディフューザーですが、これは付属でついて来たものです。

撮影用LEDライトの選び方

何に使うか

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何に使うかは、どのようなタイプのLEDライトを選ぶかという点で重要です。人を撮る場合、やはり人は「大物撮影」なので、発光面積も広めの大光量タイプがおすすめです。瞳に光の輪っかが映り込む「LEDリングライト」というのもあります。

ちょっとした時に手軽に取り出して使いたい、という目的を優先するのであれば、小型軽量大光量のポータビリティーに優れたものを選ぶのが良いでしょう。
 

明るさ(出力)

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「大は小を兼ねる」なので出力はあればあったにこしたことはないです。LEDライトは光量の調節を無段階に細かくできるのも魅力なので、大きい出力は下げることもできますが、小さいものを大きくするのは不可能なので、出力が高めのものがおすすめです。

明るさの見方

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ランプ等の照明関係の商品には明るさの単位に「ルーメン」や「ルクス」が用いられています。ルーメンはライトの発光自体の明るさ(エネルギー)で、ルクスはそれによって照らされたところの明るさを、それぞれ指します。

自転車のライトなど、光源を周知させるために「発光の明るさ」を売りにしたい商品は「ルーメン推し」で売っていますし、フロアランプなど面や面積を「明るく照らす」ことを主眼として設計された商品は「ルクス推し」で売っている、こう考えてもらえばそのライトの指向性が見えてきます。

メーカー 

もはやLEDライトが定番化しつつある昨今。市場も群雄割拠がひしめき合います。

LPL

創業は1953年、ブランド創設は1963年と、なかなか歴史のある写真機材メーカーで、LED照明機器はとても扱いやすく、かつリーズナブルな価格展開と豊富な商品ラインナップが魅力。

サンテック

プロの現場でも度々目にする同社のLEDライトは小型のリーズナブルなタイプからプロの信頼に応える 大型大光量のタイプまでと、その堅牢で幅広い製品ラインナップがいかなる撮影案件においてもプロの要求に的確に応えます。

トキスター 

プロからアマチュアまで、多くの写真家が楽しめるよう良心的な価格で撮影機材、特にモノブロックタイプのストロボに関してはコスパの高さがアマチュアカメラマンへのライティングへのハードルをかなり下げてくれて、感謝しているユーザーも多いのではないでしょうか。LEDでもそのポリシーは健在。

撮影用LED照明の効果的な使い方 

動画 

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LEDライトは今や動画撮影には欠かせないのではないでしょうか。テレビを観ていてもニュースの現場レポートやバラエティーの夜間ロケなど、時折映り込むカメラクルーのカメラには必ずと言っていいほどLEDライトが付いています。

プロが現場で実証しているように、動画を撮る際は光量も光質も安定、白熱電球に比べて遥かに省エネなLED照明がおすすめです。
gh
最近のLEDライトは大光量・小型軽量化・低価格化がとても顕著なので、最高品質のLEDライトを手に入れて、スポーツ撮影や映画などの映像作品、または昆虫などの生態撮影など、あらゆる撮影のフットワークを軽くしてくれます。小型大光量のものをミラーレスのホットシューにつけて4K動画、素晴らしい!

人物 

std
人物においては常に点灯しっぱなしのLEDライトほど便利なものはないのではないでしょうか。ストロボは影の出方をチェックするたびに発光させなければなりませんが、LEDは点けっぱなしで当たり方や影の出方を見極められるので、周囲の明るさとのバランスも容易に見分けられ、撮影がとてもスムースに進みます。また、日中のロケで逆光時のシャドー起こしにも活躍します。
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大光量のものをそのままあてるのも良いですが、後ろからあてて演出に使うのも粋なものです。常時点灯のLEDだからこそ、緻密な作画が可能なのです。

ブツ撮り 

小型軽量大光量の利点は片手でも簡単に持てること。片手にLEDライトを持ちながら手軽に「照明技」を駆使したお料理や小物の撮影ができるのもLEDなればこそ。
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今、超小型のポータブル三脚も様々なものが発売されているので、小型LEDライトと共にカバンに放り込んでおけば、いざというときに役に立ってくれて、出来上がった作品を格調高いものへと昇華させてくれるでしょう。

小物 

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小物撮影は、特にネットショップやネットオークションを活用される方にとっては用途があるものと思いますが、撮影用のブースを用いてLED照明をあてればブースを形成する乳白色のシートがディフューザー効果をもたらして、いい感じに光を回してくれるので、とても洗練された写真を撮ることができます。
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撮影用ブースが用意できない場合は写真(上)のようにA4のコピー用紙などを代用して超簡易ブースを作れば、それなりにCOOLな写真を撮ることができます。写真(下)
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簡易的な感じだとこんな感じ
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ちゃんと撮影用ブースを使うとこう撮れます

フード

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フード撮影でLEDライトを駆使すれば、インスタで「いいね」を溢れんばかりに大量ゲットの写真を撮ることができます。いや、溢れんばかりということはないか。普段より15人くらい多く、というところでしょうか。

フード撮影でのLED商社の位置はお皿の上の食材によって最適なポジションからあてる必要があります。料理写真は「美味しく見せる」というのが大前提なので、小型でハンドリングの利くLEDの特性を活かして色々な角度で照らしてみて、ベストポジションを探してみてください。

植物

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お家のプラントも撮って見ませんか?写真(下)のような撮影用ブースがあれば良いのですが、お持ちでない場合は小物のところで紹介したようなA4コピー用紙を使う技でも代用できます。
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また、夕暮れ時に公園に散歩に行ってふと目にした花壇の花。普通に撮るよりも斜め後ろにからLEDを照らして撮った方がファンタスティックな写真が撮れます。

実際にLEDライトを使って撮ってみる

小型なのに信じられないような大光量で、今売れに売れまくっている「Litraトーチ」を使って実際に「お料理」と「小物」を撮ってみましょう。
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お料理

お料理はダイニングテーブルのパイン材の雰囲気を活かしつつ、三脚を用いるか、三脚が無い場合は適当な台に置いて照射します。もちろん、お料理を柔らかく光が包み込むために付属品のディフューザーの装着は必須。

照射風景

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ハンドルがわりに携帯用三脚を装着して片手で照射しながら片手で撮影な図。自由に光源を動かしながら素材が一番魅力的に写るポイントを探れます。豚の角煮が最も美味しそうに写る位置を見つけて、シャッターを切ります。

ご家庭でも簡単にできるよう、ディフューザー代わりにA4のコピー用紙をペットボトルとちょっとした箱に貼り付けて、うまく光が回るように設置します。

作例

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小物(植物)

屋内で栽培しているプラントの中から芸術性の高いサボテンをチョイス。今回は「白鳩丸」という名のサボテンで、水耕栽培されているものを選びました。

照射風景

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瓶の中を泳ぐクラゲのような根を魅力的に撮るように、やや後ろから光線をあて、なおかつサボテン本体もアンダーすぎないように微妙な角度を調節。

作例

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商品を使った感想

ltra
Litraトーチ、良いですね。光質がとても綺麗で、拡散具合もちょうどよく、パワーもあるし、どんな撮影にも向いている万能LEDライトだと思います。

ただ、小型大光量ゆえの宿命か、一番明るい800ルーメンのLevel3モードでは15分くらいしか連続点灯がもたず(説明書上では35分)、また放熱性能が高いからか、触るのを躊躇するほど熱くなるので、ある程度あたりをつけてからサササっと撮る時には良いですが、ライティングにもたつくとすぐに電池切れを起こし再充電を余儀なくされます。
aan
最もおすすめの使い方は450ルーメンとなるLevel2モードで照射し、カメラ側で調整することでしょうか。それでも結構明るいので、結論から言えば「実に使える奴」です。

なんか、デザインも秀逸なので、用もなく点けたくなりますね(笑)
Litra Torch(リトラトーチ)>>
商品の詳細はこちらでご覧になれます

おすすめのLEDライト 

人物撮影におすすめLEDライト 

LPL LEDリングライトビューティー VLR-4800XP 

人を撮る。女性は美しく、男性は魅力的に、そのために欠かせないのが光の存在。最良の光が最良の写真を生み出します。"ビューティー"の商品名に偽りはなく、リング状の光が人の持つ柔らかみと慈しみを際限なく引き出してくれる「魔法のランプ」です。

影がほとんど出ず、瞳に可愛らしいリング状のキャッチライトも入ります。なんとスマホにも使えるそうで、しかもミラーをセンターに設置して点灯すれば「ハリウッドランプ」としても活躍するという多用途のスグレもの。
出典:Amazon
LPL LEDリングライトビューティー VLR-4800XP
49,887円(税込)
2018年10月18日 15:24時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

LPL LEDライトパネルプロ VLF-5400X 

面で攻める圧倒的な大光量は、室内での撮影で威力を発揮します。発光面の大きさが結構被写体に寄って設置でき、省スペースでの効率の良い人物撮影が可能に。肌や赤系の服の再現性は絶品です!
出典:Amazon
LPL LEDライトパネルプロ VLF-5400X
74,400円(税込)
2018年10月18日 15:24時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

サンテック LEDライト Emix32 7204

従来のLEDでのビームと最近様々な機器に組み込まれて主流となっている面で照らす表面実装型LEDの二種類の照明を独立またはMIXで照射でき、この光が何を生むかというと、実に優しくしなやかな光で、近づけて撮った際もLED素子独特の多数の影が出ることもなく、人物撮影でのメインライトはもちろん、逆光時にアンダーを起こす補助ライトとしても有効です。
出典:楽天市場
サンテック LEDライト Emix32 7204
20,196円(税込)

商品や小物撮影におすすめLEDライト  

LEDリングライトプロVLR-3800X 

リングライトはリング状のキャッチライトが瞳に入ることから人物撮影専用と思いがちですが、影を薄くするというギミックは商品や小物のブツ撮りにも大いに有効で、これ一灯でかなりクオリティーの高いブツ撮りができます。
出典:Amazon
LEDリングライトプロVLR-3800X
49,086円(税込)
2018年10月18日 15:24時点
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Litra Torch リトラトーチ LEDアクションライティングシステム 

小型キューブ状でありながらも大光量で最近売れ行きが伸び続けている小型LEDライトのヒット商品です。この小ささでと、信じられないくらいの光を発してくれますが、そこは小ささが故、USB充電のバッテリーはLEVEL3の最大発光だと電池の消費パワーも甚大で、しかも結構な熱を放出します。でもそれに見合った性能を発揮してくれるので故障さえしなければ良しでしょう。

GoProとの親和性が抜群で、多くのボーダーたちに支持されています。個人的には米軍が認めたミルスペック仕様というのが刺さります。
1番人気
出典:Amazon
Litra Torch LEDアクションライティングシステム
11,900円(税込)
2018年10月18日 15:24時点
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リトラ Litra ハンドル

Litra Torchに使う"純正品"のハンドルです。もちろん他のものも使えますが、純正品にこだわりたい人にはおすすめです。
出典:Amazon
リトラ Litra ハンドル
1,950円(税込)
2018年10月18日 15:24時点
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その他おすすめLEDライト  

LPL LEDライト LEDトロピカルVLG-2160S L26860 

小型砲弾型で、単三乾電池6本で優秀な強力発光をしてくれるので、外ロケで一眼を使ってVを回すなど、頭のホットシューに設置すればたちまち高い機動力を発揮してくれます。

外ロケだけでなく、屋内でも雲台付きクリップなどにつければ人物にブツにと、オールマイティーに使用可能。
出典:Amazon
LPL LEDライト LEDトロピカルVLG-2160S L26860
20,100円(税込)
2018年10月18日 15:24時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

FalconEyes 100wBi-color RX-29TDX+ソフトボックス

LEDが縫いこまれたテープが9列2段並列したシートはロールして折りたためるという、実に型破りなLEDライトが登場!飛行機などでの移動の際、荷物のダウンサイジングに大きく貢献するなかなかのアイデア商品ですね。

もちろんLEDライトとしての性能も申し分なく、リモコンでの微調整も容易に行え、グリッド付きのソフトボックスも付いてくるので、着いたその日から人物にブツ撮りにとクオリティーの高いパフォーマンスを発揮してくれます。欲しいな、これ・・・
出典:Amazon
FalconEyes 100wBi-color RX-29TDX+ソフトボックス
47,750円(税込)
2018年10月18日 15:24時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。
LEDライト、実に使いやすいですねぇ!常時点灯で被写体への写り方をリアルタイムで確認できるあたり、肉眼のライブビュー撮影、といったところでしょうか。

あと価格ですね、一昔前は光量も大してないくせにえらく高かったものと記憶していますが、今売られているものは価格もリーズナブルなのにまるでストロボかと見まごうかのような光量で、びっくりです。

思えばCDプレーヤーも昔はえらく高価なものでしたが、今やタダ同然ですからね。例えが古かったかな・・・
この記事の
商品一覧
LPL LEDリングライトビューティー VLR-4800XP
49,887円(税込)
LPL LEDライトパネルプロ VLF-5400X
74,400円(税込)
サンテック LEDライト Emix32 7204
20,196円(税込)
LEDリングライトプロVLR-3800X
49,086円(税込)
Litra Torch LEDアクションライティングシステム
11,900円(税込)
LPL LEDライト LEDトロピカルVLG-2160S L26860
20,100円(税込)
FalconEyes 100wBi-color RX-29TDX+ソフトボックス
47,750円(税込)