イヤホンの種類と特徴を徹底解説!おすすめしたい商品10選

取材協力
ビックロ ビックカメラ新宿東口店 石井さん

イヤホンにもさまざまな種類があり、オーディオの知識がないと何をどう選べばよいか迷ってしまいます。そこで今回は、カナル型・インナーイヤー型といったイヤホンの付け方のタイプから、プラグの種類、音の出し方のタイプ、主な機能ラインナップまで、一般的にどんな種類があって、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介していきます。

目次
イヤホンを選ぶときのポイント
イヤホンの付け方は3種類
音を出す仕組み:ダイナミック型・BA型の違い
イヤホンのプラグの種類
イヤホンの機能ラインナップ
ダイナミック型イヤホンのおすすめ
BA型イヤホンのおすすめ

イヤホンを選ぶときのポイント

イヤホンをつける女性
イヤホンを選ぶときには、次の3つのポイントに注目することで、お目当てのアイテムが見つけやすくなります。

  • イヤホンの付け方:耳に装着するイヤーピース部分の構造。ランニングなどをする場合には外れにくいものを。
  • 音を出す仕組み:イヤホンの構造によって音に違いがでる。音にこだわりがあるときはよく確認を。
  • プラグの種類:スマホなどの機材に差し込むプラグの形状。利用シーンに併せて選ぶと使いやすい。

それぞれの種類や特徴を詳しく見ていきましょう。

イヤホンの付け方は3種類

イヤホンの付け方は、大きく分けるとカナル型、イヤーインナー型、耳掛け型の3種類に分けられます。

カナル型

カナル型イヤホン
耳栓型のイヤースピースを耳に装着して使用するのが「カナル型」イヤホンです。音を聴きとる内耳に近い場所から音が聴こえるため、繊細な音まできちんと聴き取ることができます。耳の穴に入れる格好になり、外れにくくて、密閉性が高いので音漏れも少なく、最近ではカナル型のイヤホンがイヤホン市場の主力商品となっています。価格も性能も幅広くあり、選択肢が多い点も魅力です。

その一方で、密閉性が苦手という人や難聴になる危険性を心配する人もいます。
カナル型イヤホンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをcheck!
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外れにくく音漏れが少ないことで人気のカナル型イヤホン。安いものから、Bluetoothやノイズキャンセリングなどの機能が備わったものまで種類が豊富で、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、家電量販店のイヤホン・ヘッドホン売り場を担当している方に、おすすめのカナル型イヤホンやフィットする付け方などを教えていただきました。

インナーイヤー型

インナーイヤー型イヤホン
「インナー型」イヤホンとは、耳の表面である耳介と呼ばれる部分にイヤホンのパーツをひっかけるようにして装着するイヤホンです。一昔前は、このインナーイヤー型が主流でした。カナル型の密閉性や圧迫感が苦手な人や、耳への負担が心配な人におすすめのタイプです。また、外部の音が遮断できるカナル型に比べ周辺の音も入ってきやすいので、外出先でも安全に使用することができます。

一方で、接着面が少ないのでどうしても外れやすく、音の出る部分が耳の外に近いため音漏れもしやすいのがデメリットとして挙げられます。
インナーイヤー型イヤホンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをcheck!
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昔からずっとあるインナーイヤー型のイヤホン。最近の主流は耳に入れるタイプのカナル型になりつつありますが、耳に入れるのが苦手という人を中心に、インナーイヤー型が支持されています。家電量販店の販売員の方に、インナーイヤー型イヤホンについて取材してきました。

耳かけ型

耳かけ型イヤホン
「耳かけ型」はその名の通り、耳にイヤーフックをひっかけるようにして装着するタイプのイヤホンです。カナル型イヤホンやインナーイヤー型イヤホンのように、耳にイヤーピースを入れて使用することに抵抗のある人におすすめです。ヘッドホンに近い形ですが、ヘッドホンより小型で携帯性に優れています。その反面、インナーイヤー型イヤホンよりも音の出る部分がさらに外部にあるため、音漏れがしやすいので注意が必要です。また、ラインナップも少なく、選択肢があまりないのが現状です。

耳かけ型は、耳で固定されて外れにくいので、最近ではスポーツ仕様に、カナル型やインナーイヤー型にイヤーフックがついたハイブリッドのものも販売されています。

音を出す仕組み:ダイナミック型・BA型の違い

続いては、音を出す仕組みを見ていきましょう。大きく分けるとダイナミック型とBA型の2種類があります。

ダイナミック型の特徴

ダイナミック型は、磁石の両端に音声信号が流れるボイスコイルが設置されていて、さらにコイルに振動板という板を取り付けた構造をしています。磁石が磁界を作るとコイルに取り付けた振動板が振動して、その振動によって音が出るという仕組みになっています。ダイナミックスピーカーと同じ構造であることから、ダイナミック型と呼ばれています。

構造上、歪みが少ない点と、幅広い周波数の音を出せる点に優れた駆動方式です。安価なこともあり、市場製品の約7割をこのダイナミック型が占めています。

BA型の特徴

BA型とはバランスド・アーマチュア型のことです。磁石に音声信号が流れるボイスコイルを取り付けて鉄片とドライブロッドと呼ばれる細い棒、それに振動板を繋いだものが設置されています。電流が流れるとボイスコイルが鉄片を振動させ、どれをドライブロッドが振動板に伝えて音が鳴るというやや複雑な仕組みになっています。

周波数帯域が狭くなるというデメリットがある一方で、非常に小型なものを作ることができるため、小型技術を必要とする製品に多く使われ、市場シェアは約2割と言われています。

現在では、このBA型とダイナミック型の両方を使ったハイブリッド型も登場しており、イヤホン市場の残り1割を占めているようです。

イヤホンのプラグの種類

イヤホンプラグの大きさ

イヤホンとプレーヤーなどの機器を接続するための部分をイヤホンプラグと言います。イヤホンプラグにはさまざまな大きさや形があります。最近のオーディオ機器にはフォーンプラグと呼ばれる1本の棒状の端子がついたプラグが主に使われています。その中でも以下の3種類が大半を占めている状態です。

  • 3.5mm:別名ミニと呼ばれ、最も一般的な大きさの端子です。たいていの音楽再生機器にはこの3.5mmが使用されています。

3.5mmプラグ
  • 2.5mm:マイクロまたはミニミニと呼ばれる端子です。携帯性が必要なICレコーダーやポータブル機器に使用されています。

  • 6.3mm(1.4インチ):プロオーディオの機器で多く使用される標準サイズの端子です。ギターやアンプなどもこの端子で接続します。もとは電話交換機用として使用されていました。

イヤホンプラグの形

イヤホンプラグは根本部分の形にも特徴があります。主なものとして、まっすぐな状態になっているストレートプラグと90度に曲がっているL字プラグがあります。

ストレートプラグ
イヤホンの主流はストレートプラグで、まっすぐで脱着しやすく使いやすいというメリットがあります。しかし、抜き差しをする時に根本部分に負担がかかってしまうため、断線しやすいことがデメリットです。

L字プラグ
L字プラグはコンパクトで邪魔にならない上、垂直にかかる圧力に強いため断線しにくいことがメリットです。ただし、使用時にL字部分で曲がってしまうため、そこから断線してしまうというデメリットもあります。

45度プラグ
ストレートプラグとL字プラグの良いところを採用した、45度プラグも発売されています。耐久性に優れており、抜き差しもしやすくなっています。

イヤホンの機能ラインナップ

Bluetooth

Bluetoothイヤホン
無線電波を介してデジタル機器を繋ぐのがBluetoothイヤホンです。ワイヤレスイヤホンとも言われる名の通り、ケーブルを通さずに音楽が聴けます。ケーブルが絡まる・引っかかる・切れやすいといったイヤホンケーブルのわずらわしさから解放されますので、外出先やランニングなどスポーツで使用するのにもおすすめです。

また、iPhone7以降、イヤホンジャックが廃止されたこともあり、スマホでの音楽再生用としても人気上昇中のようです。
Bluetooth対応のイヤホンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをcheck!
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イヤホンのケーブルはからまったり引っかかったりと、ストレスの原因になりますよね。そこで使いたいのが、ワイヤレスなBluetoothイヤホンです。普段使いにもスポーツ時などにもおすすめです。防水、高音質、ノイズキャンセリングなどの機能を搭載したものから、低価格のものまで種類も豊富にあって、悩んでしまいますが、今回はビックカメラのオーディオ売り場担当の方に、Bluetooth対応イヤホンについて選び方やおすすめ商品を教えていただきました。

ノイズキャンセリング

飛行機の機内
周囲の雑音をマイクで収音し、逆位相の音の波をぶつけることで、人工的にノイズを消すのがノイズキャンセリング技術です。賑やかな環境の中でもこのノイズキャンセリング機能を使えば、静かな環境となり集中して音楽鑑賞することができます。

また、音楽を聴くだけではなく、飛行機搭乗中のエンジン音や他人のいびきなどの騒音も軽減してくれる耳栓としても使用できます。人工的な音を常に発するため、中には使用中に圧迫感や不快感を覚える人もいるようです。
ノイズキャンセリングのイヤホンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをcheck!
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賑やかな場所でも騒音をかき消してくれ、音楽に集中できるノイズキャンセリングイヤホン。価格帯も色々あるので、どれを買っていいか迷ってしまいますよね。そこでビックロ ビックカメラ新宿東口店のオーディオ担当の石井さんに、ノイズキャンセリングイヤホンの仕組みから選び方、おすすめ商品まで教えてもらいました。

スマホ対応

スマホ対応イヤホン
スマホの音楽再生技術向上により、最近では音楽を聴いている人の半数がスマホを使用しています。現在発売中のスマホのほとんどは3.5mmのイヤホンプラグが差し込めるイヤホンジャックがついているため、市販されているほとんどのイヤホンをそのまま使用することができます。

また、マイクを内蔵しているイヤホンを購入すれば、ハンズフリーで通話を行うこともできます。リモコンがついているイヤホンなら、スマホをいちいち出さなくても手元で音量や再生・停止などの操作ができて便利です。
スマホ用のイヤホンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをcheck!
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スマホで音楽を聴く人が増え、スマホ用イヤホンのラインナップも増えてきました。通話もできるマイク付きのもの、音量などを手元で操作できるリモコン付きのもの、ワイヤレスのBluetooth対応のものなど、数ある中から自分に適したスマホ用イヤホンを探す方法を家電量販店のオーディオ担当の方に伺いました。
ただし、iPhone7以降からはイヤホンジャックが廃止されているため、充電用のLightning端子に差し込めるイヤホンを接続するか、Bluetoothで無線接続するか、Lightning端子とイヤホンジャックを繋ぐ変換プラグを使用するか、この3つの方法でなければ音楽を聴くことができないので注意が必要です。
iPhone7以降でイヤホンを使う方法を詳しく知りたい方はこちらをcheck!
iPhone7以降でイヤホンを使う方法を詳しく知りたい方はこちらをcheck!>>
iPhone7からイヤホンジャックがなくなり、どんなイヤホンを使っていいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。iPhone7以降でイヤホンを使うには大きく分けて、Bluetoothイヤホンを使う、Lightning接続できるイヤホンを使う、Lightning接続できるようにする変換アダプタを使う、3種類の接続方法があります。今回はiPhone7以降で使えるおすすめのイヤホンと選び方をご紹介します。

ダイナミック型イヤホンのおすすめ

オーディオテクニカ ATH-EQ300M

  • 型式:開放型
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:φ3.5mm金メッキステレオミニ
出典:Amazon
オーディオテクニカ ATH-EQ300M
684円(税込)
2018年10月16日 13:25時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

ソニー MDREX250

  • 型式:密閉ダイナミック型
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:金メッキL型ステレオミニプラグ
1番人気
出典:Amazon
ソニー MDREX250
2,500円(税込)
2018年10月16日 13:22時点
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オーディオテクニカ ATH-CKS550i

  • 型式:ダイナミック型
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:φ3.5mm金メッキ4極ステレオミニ
出典:Amazon
オーディオテクニカ ATH-CKS550i
4,190円(税込)
2018年10月16日 13:28時点
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オーディオテクニカ DME-22

  • 型式:ダイナミック型
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:φ2.5m金メッキモノラルミニ(L型)
出典:Amazon
オーディオテクニカ DME-22
412円(税込)
2018年10月16日 13:30時点
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パナソニック RP-HV154

  • 型式:ダイナミック型ステレオインサイドホン
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:ステレオミニプラグ(直径3.5mm、L型、24K金メッキ)
出典:Amazon
パナソニック RP-HV154
803円(税込)
2018年10月16日 13:31時点
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ノイズキャンセリング:非対応
サラウンド:非対応
最大入力:40 mW
重量:6 g

BA型イヤホンのおすすめ

ソニー XBA-100

  • 型式:密閉バランスド・アーマチュア型
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:金メッキL形ステレオミニプラグ
出典:Amazon
ソニー XBA-100
6,119円(税込)
2018年10月16日 13:32時点
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FINAL FIF7BSSD

  • 型式:バランスドアーマチュア型
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:3.5mmミニプラグ
出典:Amazon
FINAL FIF7BSSD
49,550円(税込)
2018年10月16日 13:22時点
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オーディオテクニカ ATH-CKB50

  • 型式:バランスドアーマチュア型
  • Bluetooth:非対応
  • ノイズキャンセリング:非対応
  • イヤホンプラグ:φ3.5mm金メッキステレオミニ(L型)
出典:Amazon
オーディオテクニカ ATH-CKB50
2,840円(税込)
2018年10月16日 13:35時点
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EARIN M-2

  • 型式:バランスドアーマチュア型
  • Bluetooth:対応
  • ノイズキャンセリング:対応
出典:Amazon
EARIN M-2
28,557円(税込)
2018年10月16日 13:22時点
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SHURE SE535LTD-A スペシャルエディション

  • 型式:バランスドアーマチュア型
  • Bluetooth:対応(ワイヤレスケーブル使用時)
  • ノイズキャンセリング:非対応(高遮音性設計)
  • イヤホンプラグ:3.5mmステレオミニプラグ
出典:Amazon
SHURE SE535LTD-A スペシャルエディション
59,680円(税込)
2018年10月16日 13:39時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。
一口に「イヤホン」と言っても、機能も装着方法も使い方も音の出し方もプラグもいろいろな種類があります。各タイプにはメリット・デメリットもあり、自分がどう使いたいのか、何を重視するのかによって、おすすめのタイプも異なってきます。今回はイヤホンの主要な種類とおすすめのポイントなどを挙げ出しましたが、基本的な種類とそれぞれの違いがわかれば、自分が求めるタイプも見えてくるのではないでしょうか。

それでも自分では選べないという方は、お店の人に相談してみるのがおすすめです。取材させていただいたビックカメラの石井さんをはじめ、豊富な知識を持ったスタッフの方々がアドバイスをしてくれたり、条件を伝えればおすすめの商品を絞り込んでくれたりもします。きっとぴったりのイヤホンに出会えますよ!