ヤマハベースの特徴や音の評価は?代表作とおすすめ4選

取材協力
ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。

日本のギブソンと称されるヤマハのベースの歴史や特徴、音の評価、BB、TRB、SBVといった代表的なモデルの概要について解説。BBやTRBX、TRBなどのおすすめ商品をプレイヤーのレベル別に紹介します。

目次
ヤマハのベースの歴史と特徴
ベースの音の評価は?
ヤマハベースの代表的モデルはこれだ!
初心者におすすめのヤマハベース
中級者におすすめのヤマハベース
おわりに

ヤマハのベースの歴史と特徴

ヤマハは日本のギタークラフトの黎明期から積極的にオリジナルモデルを開発し、高く評価されてきました。特にmotion bass(MB)シリーズやBroad Bass(BB)シリーズは現在でも高い人気を誇り、現在も関連して開発が続けられているものもあります。

特徴的なのは高い自社開発力。オリジナルモデルを生み出すのには大きな苦労を伴った経験、技術が必要ですが、長い歴史を持つヤマハはそれらを持ち合わせ、合理的で正しいデザインを持つモデルを多く開発しています。
ヤマハ エレキベース BB1024 VW
出典:Amazon

ベースの音の評価は?

現行のヤマハのベースラインナップの中軸であるBBシリーズとTRBシリーズには多くの愛用者が存在します。ジョンパティトゥッチ、ネイザンイーストといったジャズ、フュージョン、ポップス系のトッププレイヤー以外にも、ビリーシーンやグレンヒューズなど、ハードロックやヘヴィメタルのジャンルのトッププレイヤーもヤマハユーザーが多数。

国内に目を向けると亀田誠治さん、高原未奈さんなどスタジオワーク系のミュージシャンにも高い人気があります。プロミュージシャンが贔屓なしにヤマハを選ぶほど、そのサウンドの評価は高いと言えます。

ヤマハベースの代表的モデルはこれだ!

BB

ヤマハ エレキベース BB234 YNS
出典:Amazon
1977年に登場したBBシリーズは名器と称され、モデルチェンジを繰り返しながら現在においても開発、販売されています。大きな特徴は1・2弦側がフロント寄り、3・4弦側がリア寄りに配されたフェンダーとは逆のスピリットコイルとリアのシングルコイルを組み合わせたピックアップレイアウト。

パワフルなローエンドを持ちながらもはっきりとした輪郭を持ったサウンドは、激しいアンサンブルの中でも強く主張し、クリアに抜けていきます。

TRB

ヤマハ エレキベース TRBX304 BL
出典:Amazon
35インチスケールと長年の研究により開発されたオリジナルのエレクトロニクスを搭載したクリアでハイレンジなサウンドを、優れたデザインによりプレイヤーの潜在能力を最大限に引き出すプレイヤビリティを組み合わせたのがTRBシリーズです。

5弦ベース、6弦ベースといった多弦ベースにも適したモデルで、6弦ベースを操るトップジャズプレイヤー・ジョンパティトゥッチのモデルもTRBを基にして作られています。ルックスの美しさ、サウンドの質の高さ、高いプレイヤビリティ、全体として非常に高い完成度を誇るヤマハの代表作です。

SBV

特徴的なキュートなルックスで多くのベーシストを魅了したのがSBVシリーズ。go! go! 7188のあっこ、ポリシックスのフミ、凛として時雨の345などが愛用し、特に女性ミュージシャンに非常に高い人気を誇りました。2000年代には廃盤になってしまったSBVですが現在でもその人気は根強く、中古市場では定価を上回る値付けがされることもしばしば。

ネックは今風に言うとディープジョイントの構造が取られ、ボディの奥深くにセッティング。オリジナルのピックアップと相まって、鋭いアタックを持つ低音が特徴的でロックミュージシャンにも高く評価されていました。

初心者におすすめのヤマハベース

ヤマハ BB234 YNS

ヤマハ屈指の名機、BBの現行品。エントリーユーザー向けのモデルですがその実十分な機能を備えた1本です。専用に開発したカスタムV3ピックアップはパワフルながらもクリアな音色。クラシックなピックアップはマグネットにアルニコを使っていましたが、V3ピックアップにセラミックマグネットを採用したことで、よりモダンな印象を受けます。

また、マイナーチェンジによりネックはより薄く、ボディは軽量になりました。それに伴い、ペグは軽量なモデルに変更。全体としてよくデザインされた、初心者にこそおすすめしたいモデルですね。
出典:Amazon
ヤマハ エレキベース BB234 YNS
39,474円(税込)
2018年1月11日 17:46時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

ヤマハ TRBX304 BL

TRBシリーズを基に作られたモデルです。大型のポールピースを採用したハムバッキングピックアップは広いレンジとパンチのある低音を確保。さらに特徴的なのはプリセットの"パフォーマンスEQ"。

スラップ、ピック、フラット、フィンガー、ソロと様々な奏法や場面に対応するトーンをプリセットで用意。個別に2バンドのイコライザーも装備しているため、初心者であっても簡単に使える音を探し出すことができます。バランスのいいボディシェイプ、24フレット仕様と高いプレイヤビリティも特筆すべき点です。
出典:Amazon
ヤマハ エレキベース TRBX304 BL
35,177円(税込)
2018年1月11日 17:46時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

中級者におすすめのヤマハベース

ヤマハ TRB1006J BL

強固なメイプルとゆるさを持つナトーを組み合わせたラミネートネックと、中音域の豊かなアルダーに硬質なトレブルを持つメイプルを組み合わせたボディのコンビネーションにより、大きい弦振動を持つローB弦もギターのようにセンシティブに響くハイC弦も一部も漏らさずに出力する高い再生能力を持ちます。

高いプレイヤビリティを持つのはもちろん、頑丈なネックにより長い時間を経ても状態を保つ強度の高さも魅力的な1本です。
出典:Amazon
ヤマハ エレキベース 6弦 TRB1006J BL
114,746円(税込)
2018年1月11日 17:46時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

ヤマハ BB1024 VW

定番のBBシリーズ、1世代前のモデルです。最大の特徴は"スプラインジョイント構造"を採用した3ピースボディ。通常、3ピースボディはセンターと両ウィングの3つの木材により構成されますが、スプラインジョイント構造はそれぞれの木材を繋いで跨ぐように別の木材を入れ込んでいます。

これにより、まるで1ピースのボディのように豊かな弦振動を得やすくなっています。BB1024の場合、メインのアルダーをメイプルで繋ぐ構造を採用。サウンドのバランスの良さと高い強度を両立させたデザインです。
出典:Amazon
ヤマハ エレキベース BB1024 VW
94,239円(税込)
2018年1月11日 17:46時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

おわりに

ヤマハベースはJロック黎明期から日本のミュージシャンを支え、「ヤマハは日本のギブソン」と称されるほどの名門になりました。BB、TRBといったモデルは日本はおろか世界的にも高い評価を獲得し、多くのミュージシャンの名演を支えました。

高いデザイン力と生産力により生み出される彼らのベースは、職人技でありながらも工業製品のような安定性をもっています。多くのプロミュージシャンを魅了するヤマハベース、次の1本の選択肢に入れる価値は十分にあるでしょう。
この記事の
商品一覧
ヤマハ エレキベース BB234 YNS
39,474円(税込)
ヤマハ エレキベース TRBX304 BL
35,177円(税込)
ヤマハ エレキベース 6弦 TRB1006J BL
114,746円(税込)
ヤマハ エレキベース BB1024 VW
94,239円(税込)
この記事の商品一覧
ヤマハ エレキベース BB234 YNS
ヤマハ エレキベース BB234 YNS
39,474円(税込)
ヤマハ エレキベース TRBX304 BL
ヤマハ エレキベース TRBX304 BL
35,177円(税込)
ヤマハ エレキベース 6弦 TRB1006J BL
ヤマハ エレキベース 6弦 TRB1006J BL
114,746円(税込)
ヤマハ エレキベース BB1024 VW
ヤマハ エレキベース BB1024 VW
94,239円(税込)