小さくても優秀ミニベース!お子さんにもおすすめできる3選

BestOne編集部

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そもそもミニベースとは何か、短いスケールと長いスケールの違いやメリット、ミニベースの種類について解説。バッカスのWJBminiやイケベ楽器プロデュースのcompact bass CJBなどを含め、いくつかのおすすめミニベースを紹介します。

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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目次
見た目が可愛い!ミニベースってなに?
ミニベースを使うときってどんな時?
ミニベースの種類
ミニベースの選び方
おすすめのミニベースをメーカー別にご紹介!
この記事に登場した専門家

見た目が可愛い!ミニベースってなに?

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん

ミニベースとは

ミニベースとは、その名の通りレギュラーサイズのベースをダウンサイズしたものを指します。混合しがちですが、スケールを短くすることに意味合いを置いたショートスケールのベースとは異なります。全体を20〜30%ほど小さくしたものが多く、当然軽量なために非常に取り回しに優れます。

ピックアップやブリッジなどのハードウェアは、フルサイズのものと同様のものが使われることがほとんどです。安価なミニベースを土台にしてパーツを試すカスタムの土台にするのも面白いかもしれませんね。
GRB1K ブラックブラウンサンバースト
出典:Amazon

スケールの違いについて

古くはフェンダーが採用し、現代のエレキベースのスタンダードとも言えるスケールは34インチであり、レギュラースケールとも呼ばれます。これに対し、35インチのスーパーロングスケール、33インチ、32インチのショートスケールなど、いくつかのバリエーションが存在し、それぞれには明確な特徴があります。

ミニベースに使われるスケールはレギュラースケールよりも格段に短く、29インチ前後になっています。短いスケールはレギュラースケールに比べると、「左手の運指が楽」「全体がコンパクトなために右手にも左手にも余裕が生まれる」「緩さを持ってバウンスするサウンド」といった特徴を持ちます。

ミニベースを使うときってどんな時?

ジャムセッションしている男女
多くの場合は本番用に使うというよりは家やミニパーティでの演奏、小さなジャムセッションでの演奏に使われることがほとんどです。小さなサイズの部屋で音を出す場合、レンジの広い高価な楽器よりもナローなレンジを持つミニベースの方がかえって好都合である場合もあるでしょう。

また、フルサイズを抱えるのにはまだ早い、小さなお子さんのために購入する方もいます。お子さん向けのギターレッスンの様子を見ていると、小さなギターやベースを抱えて親御さんに送られてくる子がたくさんいますね。

ミニベースの種類

スケールの短いステューデントモデル

フェンダーのムスタングやミュージックマスターというギターは、元々はスケールを短くして価格を下げ、小さな子供でも弾けるようにというステューデントモデルという位置付けでした。同様に、ムスタングベースやミュージックマスターベースは、価格を抑えてスケールを短くしたステューデントモデルであると言えます。

ミニベースとは言わずとも昨今では33インチ、32インチのスケールを採用したベースは増えています。手の大きさでミニベースを検討するのであれば、レギュラーサイズよりも数インチ短いだけのベースを検討した方がベターでしょう。

全体を小さくしたミニベース

いわゆるミニベースというとこのタイプで、文字通り全体をシェイプはそのままにそっくりそのままダウンサイズしたものです。ほとんどの場合は市場価格で1万円台に収まる価格設定がされており、気軽に手を出しやすいのも人気のひとつでしょう。

フェンダータイプのシェイプを模したタイプがほとんどで、多くのモデルはジャズベースやプレシジョンベースを数十%ダウンサイズしたデザインを採用しています。

ミニベースの選び方

スケールやサイズ感で選ぶ

ミニベース
ミニベースの特異な点はやはりそのサイズ。メーカーやモデルによって採用しているスケールやサイズは異なり、全体にすると数十cmの違いになります。例えば、ストラトキャスターと同じサイズのものを選ぶと並べたときにサイズ自体に違いがなくすっぽり収まったり、エレキギターと同じサイズのケースを使い回すことができます。

お子さんのために選ぶ場合には、身長に合わせたスケールを選べば、大人と同様のサイズ感でレッスンや練習を行うことができますね。

出したい音によって選ぶ

ミニベースはスケールが短い分低音が分厚く、その低音を太いままに出力しようと思ったら、プレシジョンベースのようなスプリットコイルピックアップを搭載したモデルがおすすめです。スケールを短くしながらもタイトなサウンドが得たければ、ジャズベースのようなシングルコイルピックアップの組み合わせを搭載したモデルがいいでしょう。

このように、短いスケール、小さいボディならではのサウンドを活かしながら、自らのプレイに心強い味方になってくれるモデルを選びたいですね。

おすすめのミニベースをメーカー別にご紹介!

Bacchus UNIVERSE Series WJB-mini BLK

バッカスは、高いクオリティとオリジナリティ溢れたデザインで高い評価を獲得する日本のメーカーです。本機はエントリーユーザー向けのユニバースシリーズから発売されるミニベースです。スケールは750mm。レギュラースケールは864mmですので、約114mm短く設計されており、サイズ感としてはフェンダーストラトキャスターとほぼ同じ程度です。

バッカスのフラッグシップモデル、ウッドラインのシェイプを基にしたシェイプを採用。フルサイズのジャズベースよりもスリムなために取り回しに優れ、体の小さなお子さんにも負担少なく構えることができるでしょう。

バッカスのミニ・ジャズ・ベース|Bacchus UNIVERSE Series WJB-mini BLK / 初心者や女性、ギタリストにも!! (BLK/ブラック)

参考価格: 20,160

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amazon.co.jp:2024年4月19日 00:03時点 rakuten.co.jp: 2021年1月18日 13:57時点 shopping.yahoo.co.jp: 2020年4月15日 05:47時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
弦の数 4本
スケール 750mm
ボディ素材 POPLAR
ネック素材 MAPLE
フィンガーボード素材 ROSEWOOD
マシンヘッド OPEN GEAR TYPE
付属品 ソフトケース

Compact Bass CJB-70s ASH/Active (STWH/M)

イケベ楽器がプロデュース、発売するミニベース。スケールは約730mmと小さめ。サイズは小さいですが、見ての通り70年代のフェンダージャズベース風のルックスに仕上げられています。

最大の特徴はプリアンプを搭載したアクティブベースであるということ。70年代のフェンダージャズベースのモディファイとしては定番のアクティブ化ですが、本商品は最初からそのモディファイを施したような、というよりはモディファイを施した70'sフェンダージャズベースを模したミニベースといえます。

トレブルとベースの2バンドイコライザーが搭載されており、自在なサウンドメイクを楽しめる1本ではないでしょうか。

Compact Bass コンパクトサイズ・エレキベース CJB-70s ASH/Active (STWH/M)

参考価格: 23,100

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弦の数 4本
スケール 750mm
ボディ素材 ASH
ネック素材 MAPLE
フィンガーボード素材 MAPLE
マシンヘッド OPEN GEAR TYPE
付属品 ソフトケース

GYPSY ROSE GRB1K ブラックブラウンサンバースト

こちらは814mmとミニベースとしては若干大きめのスケールを採用した1本。テキーラサンライズのようにフェードしたド派手なカラーも魅力的ですが、最大の特徴はピックアップレイアウト。

フロントにはプレシジョンベースタイプのスプリットコイルピックアップ、リアにはジャズベースタイプのシングルコイルピックアップを搭載。これにより地を這うようなサウンドと突き抜けるようにタイトでセンシティブなサウンドを自在にミックスすることが可能。ヘヴィなロックアンサンブルにも負けない力強いベースサウンドが得られます。

GYPSY ROSE エレキベースセット GRB1K ブラックブラウンサンバースト

参考価格: 17,064

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amazon.co.jp:2024年4月19日 00:03時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
弦の数 4本
スケール 814mm
ボディ素材 BASSWOOD
ネック素材 MAPLE
フィンガーボード素材 ROSEWOOD
マシンヘッド クロームダイキャスト
付属品 ストラップ、ギグバッグ、ステッカー
押しも押されぬ人気ベーシスト・kenken氏が自らプロデュースしたミニベースや、アクティブ回路を搭載したミニベースなど、最近はミニベースにも多くのバリエーションが生まれています。多くはフェンダーベースを基本にしていますが、スケールやピックアップのレイアウト、フレット数など、細かい部分に定番のサイズやデザインがないのがミニベースです。通常のベースに比べると安価な買い物ではあるかもしれませんが、だからこそ自分にぴったりの1本を選んで心強い味方にしたいですね。

選び方のコツをもう一度チェック!

記事の中で解説した下記のポイントを参考に、気になる商品を比較して、自分に合ったものを見つけましょう。
ミニベースの選び方

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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